マレーシア・ペナン島
冬休みはヒメ以外の3人でインフルエンザにかかったり、クリスマスパーティーやら大晦日でなんか何もせずにあっという間に過ぎちゃった感じ。
マメが来たら定番のお気に入りの居酒屋にもまだ行ってなかったし、年パス持ってるユニバーサルスタジオに行ったのも一回のみ。
すでに「シンガポールは(貧乏大学生には)することない」と言われてる中、わざわざ遠くから遊びに来てくれてるのにこのまま何もせずにテキサスに帰すわけにいかない!(笑)
というわけで、いろいろ調べて今回行くことにしたのは、マレーシアの北部、タイとの国境近くの西側にあるペナン島。
ジョージタウンの街全体がユネスコの世界遺産に登録されてます。
今回もお世話になったのは、航空チケットとホテルがセットで取れるExpedia Singapore。
🌏:マレーシア・ペナン島🇲🇾
🗓:1月初旬
💰大人3人、子供(12歳)1人:787SGD
✈️往路(Scoot):シンガポール発11:20→ペナン着12:45
✈️復路(Scoot):ペナン発10:05→シンガポール着11:35
🏨:Sweet Cili(about us)★★★
3泊・Family Loftルーム、朝食付き
考えてみたら初マレーシア✨
<1日目>ペナン島到着
シンガポールからは1時間半の飛行時間。
爆睡してたところ、着陸準備に入るから座席の背もたれを元の位置に戻してくださいとFAに起こされたけど、そこから着陸するまでは30分ぐらいかかったような気が💧
シンガポールからの旅行はいつもあまりに近すぎてゆっくり昼寝すらできない(笑)
空港到着後、Grabでジョージタウンにあるホテルに直行。
45分ぐらいかかったと思うんだけど、噂で聞いてたとおり、マレーシアのGrabの安さにビックリ‼️
24RM=8SGDぐらい。
到着したホテルは昔の建物を改装したホテルで、かわいらしかった❤️
ただ、口コミで読んだとおり、道を挟んで隣のホテルと共同経営らしく、フロントデスクの人がそこと行き来するため、フロントに常に人がいる状態ではないところが不便。
到着した時もロビーには誰もいなくて、もう一つのホテルでチェックインして、鍵をもらえました。
ロビーで靴を脱ぐ決まりになってたのはちょっと不便。
部屋に入るとこれまたかわいらしい古さがある部屋でした❤️
ロフトになってて、下にベッドが二つ、ロフトにもベッドが二つ。
ロフトが子供たちの部屋に決定。
天井まである大きな窓の外側に付いてるアンティークな木のパネルを毎朝開けのが楽しかったなー。
ただ、小さな子供さん連れのご家族にはオススメできないこのホテル。
夜になって、他の宿泊客も部屋に戻ってきた時に、靴をロビーで脱ぐ決まりなのが納得。
さすが古い建物だけあって、とにかく音が響く!
私たちが泊まったFamily Loftルームは2階にあったので、上の部屋から音が聞こえることはなかったけど、下にかなり響いてるといけないので、子供たちにはできるだけ静かに歩くように何度も言いました💧
とりあえず初日は家族で近辺散策。
まずは、シンガポールでは物価が高すぎて買い物できない子供たち(笑)が、H&Mに行きたいというので、歩いて近くのショッピングモール、1st Avenue Mallまで行ってきました。
それにしても湿度がシンガポールより低くて過ごしやすいけど、マレーシアは日差しがものすごく強い‼️
H&Mは思ってたほど安くなかったけど、ま、多少はシンガポールから比べるとお得かなーって感じ。
その後、映画館が入ってるらしいので、映画を見ることにしたけど、見たかったIp Man最新作、Ip Man 4:The Finaleはちょうど逃したらしく、次の上映は数時間後。
とりあえず夕飯を食べて、夕日を見にホテル近くのCran Jettiesに行って、またモールに戻って映画を見ることに。
夕飯はモール内のシンガポールにもある、焼肉食べ放題のSeoul Garden(笑)
こちらもシンガポールに比べたら安かったし、一度食べてみたいと思ってたのでここに決定。
案の定、シンガポールと同じく肉の質があまりよくない💧
でもまぁ、お肉、シーフード、野菜、デザートにアイスクリームとたっぷりいただきました。
食後の運動含め、お腹いっぱいのままCran Jettiesに歩いて行くことに。
中国からペナンに越してきた中国人一族が水上に住処を作って、それぞれ桟橋、お寺も作って一族ごとに名前をつけたというここ。
100年以上経つのにまだ実際に人が住んでることに驚きました。
で、ここに来て初めて気づいたけど、東側を向いてるので夕日は見れず(笑)
ホテルから近いことだし、次の日の朝早く起きて朝日を見に来ようということで、一通りいくつかのJettyを見て終了。
映画の時間が迫ってたので、Grabでモールに戻りました。
もちろん映画も安かった‼️
シンガポールの半額に近いかな。
4人で並んで取れる席が二人がけシートしか空いてなかったからそこにしたけど、一人がけだったらもっと安かったのかな?
Ip Man最終作の4も案の定とってもよくて、シンガポール戻ったらまた1から見直そうという話に(笑)
また涼しくなった街をテクテク歩いてホテルに戻りました。
<2日目>Family Fun Day
予定してたとおり、日の出前にホテルから歩いてCran Jettyで朝日を見ることに。
桟橋の先端で何やら作業してる漁師さんなのかな?風情がありました。
その後、家族で1日楽しめるアクティビティーの日ということで、ジョージタウンからはちょっと離れたところにあったけど、口コミがとってもよかった屋外施設・ESCAPE(https://www.escape.my)へ。
ちなみにウェブサイトで日付指定のチケットを購入すると、早ければ早いほど割引率が高いので、すでに行く日が決定してる場合は窓口で当日購入するよりもお得です☝🏻
こちらもGrabで移動。
陸エリアと水エリア(ウォーターパーク)に分かれているけど、繋がっているので一日に何度でも行き来できます。
ただ、それぞれのエリアで服装、靴の指定があるので、各エリアに行く前に着替えたりする必要はあります。
口コミでは、陸エリアのアクティビティーは人気のものだと待ち時間が長くなるので、朝の空いてる時間帯に陸エリア、一通り遊び終わったら水エリアに行った方がいいと書いてあったので、我が家もその通りにしました。
陸エリアも水エリアも結構絶叫系のものがあったので、ティーンエイジャー2人の我が家にとってはほんとに一日家族で楽しめた施設でした。
ここでたっぷり遊んだ後は、ジョージタウンに戻るまでの途中にあるBatu Ferringhi Beachで夕飯を食べつつ、夕日鑑賞に行くことに。
BoraBora@Ferringhi(http://www.borabora.com.my)というレストランバーがビーチにテラス席があったので行ってみました。
残念ながら、夕日がきれいに見えそうな砂浜にある席は満席で、そこから少し上がったパティオ席に。
ビーチチェアのような古い椅子でちょっと座りにくいし、食べにくかったけど(笑)、海を見ながら海の風を浴びて気持ちよかったー。
食べ物もなかなか美味しいし、飲み物もアルコールがしっかり入ってて、シンガポールの価格から比べるとかなりお得。
飲むのに夢中で日没の時間をすっかり忘れて(笑)、急いでカメラを持って子供達と砂浜に向かいましたが、ちょっと日の入りは逃しちゃいました💦
それでもやっぱりビーチでの夕暮れは空がきれい✨
<3日目>ジョージタウン観光
この日の軸となる行動は、The Blue Mansionと呼ばれるCheong Fatt Tzeの11時からのツアーと、14時半に予約を入れてあるSuffolk House Restaurantでのランチ兼アフタヌーンティー。
The Blue Mansionまでは徒歩でジョージタウンの街を散策しながら行くことに。
さすがUNESCO世界遺産に登録されてるだけあって、風情のある街でした。
壁画も素敵でした。
こんなかわいいレトロな消防署も。
春節を控えた時期だったからか、街の中は私のお気に入りの赤い提灯でいっぱい。
楽しみながら歩いて、11時前にThe Blue Mansion(About Cheong Fatt Tze's Blue Mansion Boutique Hotel in Penang)に到着。
すると外にはすでにツアーのものと思われる列ができてて、チケット買えなかったらどうしようと焦ったけど、問題なく中に入れました。
一代で莫大な富を築いた華人が建てた豪邸を復旧して、現在は実際にホテル、レストランとして使われてるここ。
シンガポールが舞台で有名な映画『クレイジー・リッチ!(Crazy Rich Asians)』のマージャンシーンは実はこの建物内で撮影されてます。
数年かけたその復旧工事の素晴らしさから、ユネスコ文化遺産建築保存賞を受賞。
その名の通り、建物はきれいなブルーでした✨
ツアー中に知ったことですが、外の飾りは色が塗ってあるのではなくて、この強い日差しでも色があせたりしないように、様々な色のお茶碗を割ったものを使ってできてるんだとか。
すごい細かい作業だったんだろうなー。
ツアーもとても興味深いものでした。
ただ、ホテル滞在客用にか、いろいろこの建物について説明が書いてある部屋がいくつかあって、そこも周ったんですが、ツアーだったのでゆっくり展示物を見る時間がなかったのが残念でした。
ホテル内のレストランを利用した場合もツアーと同じエリアに入ることができるらしいので、時間があればツアー後にレストランでゆっくりランチをしつつさらに見学をしてもいいかもしれません。
下がそのレストラン、上が展示物がある部屋の一つ。
予約が取れればぜひ滞在したい素敵なホテルでした。
窓から見えた、ツアーでは行かれないホテルの部分。
なんでもここ、階段の数、窓の数、いろんな方角等、かなり風水に沿って建設されたらしい。
今では創設者の子孫が経営してるわけではないらしいですが、100年以上経った今でもこうやってたくさんの人が訪れて、この建物が収入を得ているのはやっぱり風水のおかげなのか⁉️とか余計なことを考えてみたり(笑)
ブルーマンションを後にして、また暑い中歩いて、今度はPinang Peranakan Mansion(Pinang Peranakan Mansion Home Page)という、こちらもプラナカン文化を学べる博物館のようなところに行きました。
(すいません、ブログ用に家族抜きで撮った写真がほとんどなく載せられるのはこれだけ💦)
シンガポールにもプラナカン博物館があって、とっても行きたかったんだけど、引越してきた後気がついたら改装で現在は閉館中。
残念ながら私がシンガポールにいる間に再オープンはしないようなので、その代わりに行きたかったここ。
ウェブサイト上では、チケット代に含まれてるツアーは5人以上で事前にアレンジが必要となっていたので参加するつもりはなかったんですが、チケット売り場にその日のツアー時間が書いてあって、その時間に中央の広場に来れば参加できるとのこと。
なので開始時間の午後1時まで30分ほど座って休憩しつつ待つことに。
マフィアのボスのお屋敷だったというこの建物自体の作りはほぼブルーマンションと同じような感じでしたが、このツアーがプラナカン文化のいろんな話でとてもおもしろかったです。
ただ、お屋敷も広いし、いろんな展示品があるのでツアーも長く、1時間半ほどだったと思いますが、アフタヌーンティーの予約の時間が迫ってきたので途中で抜けてきました。
ここはツアーに参加する価値ありです。
その後、Grabでランチ兼アフタヌーンティーをするためにSuffolk House Restaurant(Suffolk House Restaurant Penang Wedding Venue Dinner and Packages Malaysia | Book Now!)へ。
こちらも同じく築100年以上経つ豪邸をレストランとして改築したところ。
口コミによると以前は2階のベランダや中庭でアフタヌーンティーをやっていたようですが、現在は1階の室内レストランのみになっていました。
この部屋が少し暗くて、特に外が見えるわけでもなく、ちょっと残念でした。
ただ、建物自体が風情があるので落ち着いた雰囲気ではありましたが。
確かに気候的にベランダや屋外だと暑かったかも💧
シンガポールでもいろんなところでやっているこのアフタヌーンティーもしくはハイティー。
一回は体験したいですが、アフタヌーンティー=軽食とは思えないお値段でまだ躊躇している私(笑)
なのでやっぱりこれが出てくるとテンション上がったー‼️
口コミによると、ペナン島の他の場所のアフタヌーンティーとは違って、甘いデザートだけでなく、チキンパイやスモークサーモンのサンドイッチが出てきたりするので、男性陣にも好まれるとのことでここにしましたが、やっぱり我が家のがっつり系男性二人には不評でした💧
確かに結構な量だし、その半分以上が甘いもので、さすがの甘いもの好きな私とヒメでもキツかったからなー。
お腹いっぱいだったせいもあるかもしれないけど、お味もなんかあんまり。
日本の有名ホテルビュッフェのデザートとかを知っちゃってると、ちょっとレストランのデザートでこれはないかなー。
ま、味よりも雰囲気を味わう感じですね。
ただ、シンガポールのアフタヌーンティーは家族とじゃなくて女友達と行こうと心に決めました(笑)
お腹いっぱいの後は同じ建物内だけどレストランの外のエリアをプラプラ。
結婚式もできるそうで、こんなところでパーティーなんて素敵だなー✨
(同じく、ブログ用の写真を撮り忘れてこれだけ💦)
この後は、日没前後にKek Lok Si Templeに行って、昼間の景色と夜のライトアップされたお寺を見て、ストリートフードが食べれるGurney Driveで夕飯の予定でした。
口コミでは日没前1時間ぐらいに行くとちょうどいいと書いてあったので、とりあえずそれまではお寺のエリアにあるモール内のネイルサロンに行くことに。
また移動はGrabで、走り始めた後すぐに運転手に「観光客だよね?どこから来たの?」と聞かれる。
「シンガポールから」と答えると、「このモールに観光客連れてったことないんだけど、何が入ってるの?」とのこと。
なので、お寺見学までの時間潰しでネイルサロンに行くことを伝えると、「でもあのお寺、日没前に閉まっちゃうよ、5時半までのはず。夜のライトアップをするのは春節のほんと前後数日だけ。」とのこと。
教えてもらってほんっとーによかった✨
ネイルサロン後到着する頃には閉まってるところでした(笑)
車内で行き先を変更して、そのままKek Lok Si Templeで降ろしてもらうことに。
その後もGurney Driveのストリートフードはどうか聞くと、「観光客にはなぜか人気だけど、地元の人は違うところに行く。」と言って、他の場所を教えてくれました。
「僕、食べること大好きだから。」と言いつつ、何をどうやって食べるのが一番美味しいかをいろいろ教えてくれた運転手。
Grabから降りる頃にはあまりにもお勧めをたくさん聞きすぎて覚えられないほど(笑)
でもおかげでいろいろ助かりました。
で、到着したKek Lok Si Temple。
東南アジア最大のお寺だけあって、噂に聞いてた通り、ほんとにすんごい規模だった‼️
とりあえず一通り歩いてみました。
ケーブルカーみたいなのに乗るとさらに上に行けて、どうやら巨大な菩薩像か何かがあるらしいんだけど、お金かかるし、おしまいの時間も迫ってきてるしいいよね、ってことでパス。
規模的にはすごいけど、なんかこうお寺の静かな雰囲気とか情緒あふれる感じがなくて、ちょっと日本のお寺とも、タイの煌びやかなお寺とも違う感じ。
しかもいたるところにクリスマスツリーに飾るようなカラフルなライトが巻きついてて、この時期限定だったのかもしれないけど、それがなんかやたら安っぽくて残念💦
ただ春節の提灯は圧巻でした✨
お寺の後は、ストリートフードで夕飯の前に、安いマレーシアでぜひ行きたかったネイルサロンへ。
初日に行った1st Avenue Mallと繋がってる、ちょっと古いPrangin Mallの中にあるSui Sui Nail Studioのレビューがよかったのでそこに。
私はフットスパパッケージ、ヒメはハンドスパパッケージ、マメはカラーなしネイルパッケージ、そしてハニーは同じモール内の美容院でヘアカット。
それぞれが価格とサービスに大満足したモールでした(笑)
その後、ホテルに戻る途中にある、Grabの運転手さんにオススメされたKimbarley Streetへ。
行くと確かに屋台がたくさん。
私たちは座って食べたかったので、その一角にあるお店に入ることに。
席に着くとまずそのお店の人が飲み物の注文を取ってくれて、その後いろいろな屋台からメニューが届いて、そこから注文すると、それぞれの屋台から料理が届いてお金と引き換えに受け取る仕組みらしい。
歩き回らなくていいから便利でした。
どれも美味しかった❤️
特に左上に写ってる麺料理、名前忘れちゃったけどマレーシア名物らしくてこれがほんとにおいしかった。
これを食べ始めた後に届いたシンガポールでもお馴染みのSatayはお肉がしっかりしてて、特にビーフはほんとにおいしかった。
最終日までストリートフードを食べなかったことを大後悔した夜でした(笑)
初めて行ったマレーシア。
50年ちょっと前までは同じ国だっただけあって、やっぱり雰囲気もどことなくシンガポールによく似てる。
近代的に都市化してほとんど昔のいい面影がなくなって、どれも人工にできたものばかりのシンガポールと比べると、今まだ昔のいいところがたくさんあるペナン島はまるで過去のシンガポールを見せてもらったかのような感じ。
ただ暮らすとなると、やっぱり道も街も整備されてるシンガポールの方が暮らしやすいかも。
歴史を残すか、国として成長するか、難しい選択だなーと。
ちょうどペナン島滞在中に日本の友達からLINEをもらって、「シンガポールすることないからマレーシア来てる」と言うと、「マレーシアに住んでる友達は同じ理由でよくシンガポール行ってるよ」とのこと。
お互いないものねだりなのかも(笑)
また興味深い東南アジアの旅となりました。