ハニーのパパ。

御年、(確か)67歳のハニーのパパ。
かなりおもしろいキャラの持ち主で、
使い方がわからない電化製品を持つのが好き(笑)
欲しがったのでみんなでプレゼントしたら、喜んだけど、
その後まったく使ってるのを見かけなくなった代物多々あり・・・
そしてさらに、使い方をしょっちゅう電話して聞いてくる上に、
言ってることがまったく理解できてないので、
ハニー含めた、パパの子供たちは大迷惑(笑)

そんな中、以前家族で集まったときにうれしそうに持ってたのが、
タッチスクリーンになる前の形のiPod Nano。


ついにiPodにまで手を出した！


「マメママ、どのくらい曲持ってるの？」
「うーんと、多分300曲ぐらいだと思うよ。」
「そんなにっ！？それ、これにコピーできる？」
「うーん、できるけど、今パパが持ってるの全部消えちゃうよ。」
「うん、大丈夫、マメママの全部入れてくれる？」

で、全て終了後、パパに返すと、

「あれ？○○って曲が無くなっちゃっただけど・・・。」


全部消えるって言いましたよね、あたし・・・(笑)


で、気が付けばみんなiTouchかiPhoneを持ってて、
みんなで何のアプリがいいとか、役に立つとか、話していると、
いきなりどこかに電話をかけ始めたパパ。

「ちょっと前にiPodを買ったんだけど、
これ返品して、iTouchにアップグレードできる？」


マジっすかー！


で、妹が帰った日から一週間ほど、感謝祭を一緒に過ごすため、
我が家にやってきたその噂のパパ。

感謝祭の日は、あたしが作った、
ローストチキン(ターキーが好きじゃないので。)、
里芋とイカの煮物(マッシュポテトの代わり？)、
ミニパンプキンに入れた、ブロッコリーのホワイトソース煮、
そしてパパが作ってくれた、
アドボ(フィリピンの家庭料理、豚の角煮)、
バターで炒めた殻つきのエビ(パパの十八番。)
と、和・洋・フィリピンの見事な調和をおいしくいただきました(笑)


で、これはそのパパが滞在中のお話。
どうやら無事、iPodを返品、iTouchに交換できたらしく、
パパ、早速今回それを持って我が家に登場。
あたしの苦悩の一週間はここから始まった・・・(笑)

まず、始まったのが、
「WiFiって何？」
「ワイヤレスインターネットのことだよ。」
「それって、ここで使えるの？」
「うん、うちWiFiあるから使えるよ。設定してあげようか？」
「うん、してくれる？使い方がわかんなくて・・・。」(←やっぱり。)
「じゃあ今パスワード入力するからかして。」
「あ、パスワードが必要なの！？」

で、設定終了後。

「自分の家だとパスワードがわからなくて、使えなかったんだ。
それ、家で使うから、パスワード紙に書いてくれる？」


・・・・・・・・・・。


「いや、それぞれのWiFiにはそれぞれのパスワードがあるから、
うちのパスワードはパパの家のWiFiには使えないよ。」
「えっ、そうなの？
うちのパスワード知ってる？」


もちろん知りません(笑)


するとその後、今度はFacebookアプリの横に表示された、
赤い数字を見せられて、
「この赤い数字は何？」
「Facebookからのお知らせが何件来てるかってこと。」
「あー、そうなんだー。
じゃあ、Facebook開きたいからパソコン使っていい？」


だったらアプリいらないし(笑)


すると今度は、メールアイコンを指差して、
「これは何？」
「Eメールだよ。」
「そうだよね？設定したんだけど、メールが届かないんだー。」
「なんでだろ？ちょっと見せて。ちゃんとできてるか確認してみる。」

設定画面を開くと、ちゃんとメールアドレスもパスワードも入ってる。
ただ、一つ疑問に思ったことが、いつものパパのアドレスと違うこと。

「パパ、これいつも使ってるメールアドレスじゃないよね？」
「うん、違う。最近新しく作った。」
「・・・・・・・・・・。
みんなこのメールアドレス知ってる・・・？」
「まだ誰にも教えてないから知らないと思うよ。」


じゃあメール来ないよね(笑)


というわけで、

「いつものパパのメールアドレスを登録しておこうか？」
「うーん・・・
でもそれだと家のパソコンでメールチェックできないでしょ。」

・・・・・なんでだ？

「いや、同じアドレスだからiTouchでもパソコンでもできるよ。」
「あ、そうなのっ！？」
「いちいちパソコン開かなくても、iTouchですぐに見れるし、
メールが来たことも教えてくれるから便利だよ。」
「あ、じゃあそっちのメールアドレス設定してくれる？」
「パスワードは何？」

で、何回そのパスワードを入力してもなぜかエラーが出ちゃう。

「ほら、やっぱりiTouchだとこのアドレスは使えないんだよ〜。」
「いや、そんなことはないと思うんだけど・・・。」
「だって、パソコンからだと開けると、ほら・・・」

と言いながら、同じパスワードを打ち始めたパパ。


ばっこし、『パスワードが違います』とエラー(笑)


「パスワード間違ってない？」
「あれ、これじゃないのかな・・・。」

で、4回ほど違うのを入れて、やっとサインインできました。
そしてそのパスワードを使って、iTouchの設定も完了
ふ〜、やれやれ・・・

すると今度は、
「えーっと、あれ、何だっけ、ワイフィー？」


ワイフィー！？


散々WiFiに関する質問を投げかけられてたので、
「あぁ、WiFiのこと？」
「そうそう、相変わらずあれで毎日エクササイズしてるの？」


WiFi・・・
エクササイズ・・・


Wii Fitかっ！


そんなことが続いた一週間でした(笑)
よくハニーが、パパから使い方指導の電話が来ると、
「まったく、また使い方もわからないのに買うから」と言ってて、
「困ってるから電話してきてるんだから、ちゃんと教えてあげなよ。」
なんて、他人事のように言ってたんだけど、
今回ハニーはほぼ毎日仕事で不在だったので、
使い方指導はあたしの役目だったわけですが、
ハニーの気持ちがよーくわかりました(笑)

なーんて、そんなこと言ってるけど、
30年後には、わが身だよね・・・
きっとあたしもマメとかヒメに電話しまくるんだろうなー(笑)