(ときどき)マメとヒメと家族の毎日

7年のブランクを経てブログ再開。家族構成も住んでる場所もいろいろ変わりましたが、現在住んでいるシンガポールでのふつーの毎日の記録。

奇跡!!!

毎度のことですが(笑)、すいません、今回も長いです

確か10月頃のこと。
いつもどおり学校から帰ってきたマメ、
なんだか浮かない顔をしてて、不機嫌・・・

「今日、クラスでスペリングコンテストがあったんだ〜。」
「おぉ!もうそんな時期かぁ。
あの、学校のスペリングコンテスト出場者を選ぶのでしょ?」

「そう・・・。」

で、話を聞くと、マメを含めた3人が勝ち抜いて、
クラス代表としてコンテストに出場することが決まったんだけど、
なんでも先生のミスで、ほんとはクラス代表は2人だったらしい・・・。

「でね、結局くじ引きで代表者2人を決めることになって、
自分は当たらなくて、補欠代表になった・・・



くじ引き(笑)


「そっかー、残念だったねー。」
「去年は補欠代表で学区のスペリングコンテストに出れなかったから、
今回は絶対にがんばって、学校の代表者になりたかったのにぃ〜
SO STUPID!!!


去年、あんなに怒られ、ほぼ毎日泣きながら練習してたのに、
まだやりたいというマメにこっちがびっくり(笑)
で、その数日後、スペリングの単語集を持って帰ってきたマメ。

「で?どうするの?練習するの?」
「しないよ、どうせ出れないもん。」
「わかんないよー。」
「怪我したって出れるし、風邪ひいたって出れるでしょ。」
「ま、好きにすれば〜、練習するのはマメだから。」

というわけで、結局まったく練習する気配のなかったマメ。
一週間のサンクスギビング休みも終わり、
スペリングコンテストのことなんてすっかり忘れてた、今週の月曜日
学校から帰ってきたマメが、

スペリングコンテストのクラス代表者が一人辞退した!」
「えー!なんで、なんでぇー!」
「ちょうどコンテストの日に病院の予約が入っちゃったんだって。」


(そんな理由で)マジっすか!?


「え・・・。ってことは・・・。」
「うん、自分が補欠代表だから出るの。」


えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!


「っていうか、練習してないのにどうするの!?
スペリングコンテストいつなの!?」

「うーんと、紙見てみないとわかんない。」

でも確か冬休み明けだったよね〜?間に合うよね?
なんて2人で話しながら、くしゃくしゃになった、
出場者への手紙を発見
そこに載ってた日にちを見ると、スペリングコンテストは・・・


今週の水曜日


さらにすでにその時は月曜日の夜寝る前だったので、
実質単語の練習をできるのは、次の日の火曜日の放課後のみ・・・


間に合わないじゃーん!


「どうすんの?先生に『やってません』って言うの?」
「うーん、いや、やってみるよ。」
「やってみるって、1500単語覚えるのは絶対無理じゃん!」
「でも簡単な単語もあるかもしれないし、
とりあえずやってみないとわかんないじゃん。」



そのポジティブ精神は一体どこから・・・?


で、次の日の火曜日。
いつもの宿題が終わったマメ、いつものごとく、
「30分だけBlack Opsやってもいい?
「アンタ、Black Opsやってる場合じゃないよ
スペリングコンテストの練習しなさいよ

「えぇー!!!!!
「えぇー!じゃないでしょ、当たり前でしょ
「じゃあ出場しなくていいよ・・・。」


昨日と打って変わったその態度は何!?


「そんなわけないでしょっ
早く部屋行ってやってきなさいっ


というわけで、その日の夜は、11時過ぎまでかかって、
なんとか初級単語までを終えて、寝たマメ。
中級、上級はもう一か八かでやるしかない(笑)
次回はちゃんと補欠でも練習させようと、大後悔したあたし・・・

で、本番の水曜日。
どうせ最初の方で脱落するだろうから、
見に行くのやめようと思ったんだけど、
それをマメに言うと、
「えっ!?見に来ないの?」という反応だったので(笑)、
ま、どこまで行けるのかも知りたいし、見に行ってきました。

去年と同じく、4年生、5年生合同のコンテストで、出場者は20人。


相変わらずボーっとしてるマメを舞台上で発見(笑)

いよいよ、第一ラウンドからスタート。

すると、驚くことに、第一ラウンドで11人が脱落
マメは前日の練習で間違えて、
「なーんでこんなののスペルがわかんないのよっと、
あたしに怒られた『Forest』が正解で第一ラウンド通過
その後もびっくり、順調に進み、脱落者もどんどん出て、
第五ラウンド終了後の時点で、マメ含めた4人が残った


何?この運のよさ!(笑)


学区のコンテストに学校代表で出場する優勝者2人と、
その補欠者1人を選ぶわけで、脱落者はあと1人・・・。
かなーりドキドキしながら第六ラウンドの始まりを待ってると、

「マミー、ピーピー行きたい。」


出た・・・


急いでトイレに連れて行くと、いつまで経っても出ない!
そんなうちに会場の盛り上がりが聞こえて、
どうやら第六ラウンドが始まった様子。
「もー、出ないんだったらいいよ、行くよっ!」
「出ない・・・(←やっぱり・・・)
急いで会場に戻ると、拍手喝采の中、みんな立ってる。


えぇっ!?もしや、終わっちゃった!?


見ると、舞台上でトロフィーを持って、写真撮影してるマメ。
トロフィーが去年と同じだったので、
「あぁ〜、また3位で補欠だったんだぁ〜と、思ったら、
隣に立ってる女の子の持ってるトロフィーがマメのよりも小さい。


まーさーかー!!!!!


え〜、そうです。
まさかの奇跡が起こって、マメ、今回は最後の2人に残って、


念願の学区スペリングコンテストの出場決定〜


一番右の男の子とマメが代表者、女の子が補欠者。

ほんとにおめでとぉ〜、マメ!
家に帰ってきてから、去年の“補欠”トロフィーと見比べつつ、
「今年のが大きいね。と本人も満足げの様子。


でも今回はほんとにラッキーだったとしか言いようがない(笑)
まさかクラス代表が辞退するとは思ってもみなかったし、
出場者たちも去年ほどはレベルが高くなかった気がするし、
去年は初級→中級→上級とだんだんレベルアップして、
出題された単語は、今年は脱落者が多かったため、
結局中級まで行かず、初級で終わったし。
去年は結局補欠者決定戦でマメともう1人の決着がなかなか着かず、
リストに載ってないスペシャルワードまでが登場したしね・・・。
すべてがいい風に転んで、念願の学校代表となりました(笑)
これだけ学校代表になりたいって言ってたんだから、
冬休み中はBlack Opsのことは忘れて、
しっかり、みっちり、毎日学区のコンテストに向けて、
スペルの練習をしていただきましょう(笑)

で、本日は一学期のアワードセレモニーでした。


今学期もオールAの成績で、見事Gold Honor Rollを受賞

どうやらマメ、いい冬休みが迎えられそうです(笑)