(ときどき)マメとヒメと家族の毎日

7年のブランクを経てブログ再開。家族構成も住んでる場所もいろいろ変わりましたが、現在住んでいるシンガポールでのふつーの毎日の記録。

マメはルンルン、マミーはドキドキ。

我が家からマメの小学校までは、徒歩で約30分。
多分あの小学校の学区の中では遠いほうかな〜。
相変わらず、送り迎えはあたしが車でしてるんだけど、
気が付けばマメももう4年生
この地域では6年生からの中学校は、さらに遠くなるから、
自転車で通学してもらう予定なので、その練習を兼ねて、
残り2年間の小学校生活で、徒歩→キックスクーター→自転車と、
段階を踏みつつ、自分で行ってもらいたいところなんだけど、
問題が一つ

意外にも(笑)過保護なハニーがOKを出さない・・・

前からマメは一人で歩いて学校に行きたがってて、家族会議(笑)で何度も話題に出たけど、
3年生のときには、「う〜ん、4年生になったらね。」
そして4年生になった今年は、「やっぱり5年生まで待たないと・・・。」
このままだと、5年生になる来年には、「中学生になったら・・・」と言い出しかねない(笑)

ま、確かに危ないと心配するのはよ〜くわかるんだよね。
このコミュニティを出てすぐの主要道路は一般道なのにも関わらず、
片側2車線の大きい道路で、制限速度はなんと、時速50マイル=約80キロ!!!
日本だったら東名高速並みの制限速度(笑)なのに、
ある程度幅がある歩道には、ガードレールすら付いてない・・・。
やっぱり親としては心配だけど、いつまでも過保護でいるのもどうかな〜。
さらに自分がマメぐらいの年頃のことを思い出すと、結構いろんなところに一人で行って、
(↑ほっぽりっぱなしで、自由奔放に育てられた、二人目・真ん中のあたし(笑))
危険なことは自分で経験して学んだり、
一人で歩いたり、自転車乗ったりするので、親の目から離れて、
結構ストレス発散したりもしたし、マメにとってもいいことだとは思うんだよね〜。
が、しかし、ハニーのOKが出ないので相変わらず車で送り迎えの毎日

そんな中、今年からこの学区のスケジュールが変わって、
毎週月曜日はいつもよりも1時間早く学校が終わる、Early Rerease Dayに。
たかが1時間なんだけど、我が家ではこの1時間がとってもデカい・・・。
それは、その時間帯がちょーど、ヒメのお昼寝時間だから
いつものマメのお迎え時間ギリギリに起きたり、起こされたりするヒメだから、
月曜日の1時間早いのは、ヒメ、爆睡お昼寝中(笑)
せっかく寝てるのに起こすのもかわいそうだから、実はここだけの話、
月曜日のマメのお迎えは寝てるヒメを家に置いて行ってました・・・(←違法)
が、しかーし、ここへ来て、ハニーがいないってことでちょっと心配に。
何かあったらハニーに連絡・・・と思ってたけど、いないからできないし、
そんなときに限って、事故にでも合っちゃったら、誰もヒメが家にいること知らない・・・、
なんて、考えただけでも恐ろしすぎる!!!!!(←いまさら。)

と、いうことで・・・

いろいろ考えて、昨日はマメに歩いて帰ってきてもらうことに

人の話聞いてるフリして、まったく頭に入ってないマメなので(笑)、
朝から、念入りに説明開始。
「知らない人には話さない、近づかないこと。」
「道を渡るときは必ず横断歩道で、車が来ないことを確認して。」
「あの大通りは、歩道の中でも車道から離れた一番端っこを歩くこと。」
「歩いてるときは遊ばない。」
「Crossing Guardがいる横断歩道は、Crossing Guardと渡ること。」
「学校が終わったら、大通りを左に曲がったら、コミュニティのゲートについたら、
マミーに携帯から電話すること。」
「コミュニティの歩行者用ゲートは####を押したら開くからね。」

すると、マメの回答は、
「はい、は〜い

ちょっとぉ、ほんとに聞いてんのぉ〜!?

「とにかく、学校終わったら電話してね。
もしヒメが起きてたら、マミーがお迎えに来るから。」

「はーい、大丈夫だよ、歩いて帰れるよ。いってきま〜す

と、車から出てったマメ。
そろそろいいでしょう・・・なんて思って自分から提案したくせに、
なんだか心配になってきたあたし(笑)

そして、マメのお迎えが近くなった午後1時半
案の定、ヒメは爆睡中・・・
そんな中、「終わったよ〜。」と電話をかけてきたマメ。
「ヒメが寝てるから、予定通り歩いて帰ってきてくれる?」
「うん、わかってるよ。じゃー・・・」
「ちょっと待った!
車に気をつけて、大通りに着いたらまた電話してね。
横断歩道渡るとこ・・・」

「ちゃんと確認して渡ってでしょ、わかってるよ、じゃーねー。」

ほんとにわかってるのかぁ・・・?

すると、たった数分後、またマメから電話。
「もしもし?どうしたの??」
「え・・・?大通り着いたら電話してって言ってたよね?
「えっ!?もう着いたの?早いじゃーん!走らなくていいんだよ。」
「走ってないよ〜。」
「じゃあ、次はコミュニティ内に入ったら電話してね。
大通り、歩道の一番端っこ歩くんだよ!」

「はい、はーい。じゃね。」

ヨロけて車道の方とか行かないかなぁ、大丈夫かなぁ。(←心配性)

で、15分ほど経過したけど、まだ電話がかかってこない・・・
何してるんだろう・・・そんなにかからないけどなぁ〜、なんて思ってたら、
外から聞こえてきたのは子供が話す声。
窓から見ると、マメと向かいのおうちの男の子が歩いてるのを発見
急いで玄関に行って、ドアを開けて、マメが見えた瞬間、
「おかえり〜っ!
「あ・・・、ただいま・・・(←微妙に引き気味。)
「っていうか、コミュニティ内に入ったら電話してって言ったじゃん!」
「あ、そうだ、そうだ、忘れちゃった

出たっ!マメの得意の『忘れちゃった』・・・

何はともあれ、無事に一人で帰ってこれてよかった、よかった
少し寒い日だったから、その後は2人でホットチョコレート飲みました
自分でもこんなに心配してる相手が4年生かと思うと、
異常なまでの過保護なんじゃないかと思っちゃうんだけどね・・・

ま、とりあえずはEarly Release Dayの月曜日の帰り、
それに慣れたら、毎日の帰り、
そして今度は、行きと帰りの両方、
その後、キックスクーターで、そして最終的には自転車で、
って、徐々にマメにも慣れてもらって、
あたしも一人で行かせるのに慣れるでしょう(笑)

日本の小学生はみんな歩いて通学してるんだもんね、偉いな〜