(ときどき)マメとヒメと家族の毎日

7年のブランクを経てブログ再開。家族構成も住んでる場所もいろいろ変わりましたが、現在住んでいるシンガポールでのふつーの毎日の記録。

さようなら、ウメ子。

昨日、ネットで日本のニュースを見ていたら、

『ウメ子 国内最高齢のゾウ 逝く』

との記事を発見

あれ・・・?
ゾウのウメ子って・・・。


で、記事を読んだら、やっぱり小田原のゾウのウメ子だった!!!
(って、小田原住民しか、“ウメ子”でわかる人いないと思うけど(笑))

いや〜ん、ちょっと悲しい・・・

このウメ子、小田原城の麓(?)にある、小田原城址公園っていう、
とってもこじんまりした公園の一部にあった、動物園にいたゾウさん。
子供の頃、おばあちゃんがこの城址公園によく連れてってくれて、
ほんとに何回ウメ子に会ったんだろう。

↑こんな小さい頃から行ってたから、絶対、トータルで1000回とかは見てるはず(笑)
他のゾウと一緒に写真並べて、「どれがウメ子?」って聞かれたらわかる自信もある(笑)
その後、公園に行く人もだんだん減ったからなのかな、動物もどんどんいなくなって、
かなりあたしの子供の頃の動物園とは雰囲気変わっちゃったんだけど、
それでもあの小田原城の目の前の広場にはやっぱりこのゾウのウメ子がいたんだよね〜。

今ではウメ子、ウメ子、なんて呼んでるけど、このゾウが「ウメ子」って知ったのは、
高校生のときだったかな〜?
確か、先生が、「あのゾウの名前知ってますか?ウメ子です。」とか言ってて、
「またベタな名前だね・・・(小田原の特産物→梅)と、信じてなかったんだけど(笑)、
その話がほんとだったことを知って、それ以来、ウメ子と呼ばせていただいてました。

狭いゾウ舎にたった一人で、いつもさみしそうだな〜なんて思いながら見てたんだけど、
昔ながらの小さい動物園だけあって、とってもアットホームな雰囲気で、
多分、今まであんなに近くでゾウを見れる動物園には出会ったことないと思うくらい(笑)
目の周りのシワとか、肌の感じとか、体は大きいのに意外と足が細かったりするところとか、
結構じっくり観察できて、あの動物園のお気に入りの場所だったウメ子。

高校生になってから、久しぶりに会いに行ったけど(←高校がすぐ近くだった。)、
何年も変わらない様子で、相変わらずあそこにいたし、
結婚した後にマメを連れて行ったときも、やっぱりいつもと同じくいてくれました。
自分が子供の頃にいつも連れて行ってもらってたところに、
今度は自分の子供を連れて行けるなんて素敵、なんて思ったり。

里帰りすると必ず行ってた、小田原市民の憩いの場(笑)・小田原城址公園。
でも前回の里帰りだけは確か行かなかったんだよね〜。
なので、ヒメにはウメ子見せてあげられなかったのは、とっても残念
無類の動物好き(笑)だから、きっとあんな近くでウメ子見れたら喜んだだろうね〜。

記事にもあるように、どうやらウメ子もいなくなった今、動物園は閉鎖だって。
今度里帰りするときには、もうないんだね〜。
なんか自分がいない間に小田原のいろんなところが変わっていくのはさみしいな。

ウメ子、いろんな思い出ありがとう
久しぶりに、愛しの故郷(笑)小田原の情景を思い出しました