(ときどき)マメとヒメと家族の毎日

7年のブランクを経てブログ再開。家族構成も住んでる場所もいろいろ変わりましたが、現在住んでいるシンガポールでのふつーの毎日の記録。

思い出ぽろぽろ。

2009年もすっかり明けた最近。
なぜか家の大片付けを開始したあたし。
毎年、毎年、「今年こそはと思いつつ、やらずに来て、
案の定2008年年末も大掃除をせず、気が付けば2009年・・・
子供が増えて、物が増える一方なので、片付けをしないことには、
それを収納する場所がない・・・

というわけで、重い腰を上げて、今週から始めました
まずはあらゆるものが、ぶち込まれてる、あたしたちのクローゼット。
あんな狭いスペースにあんなにたくさんいらないものがあるとは
で、整理整頓しながら奥の方に手を伸ばしたら、
懐かしい、昔作ったトトロのパズルの箱が出てきました。
中を開けると、出てきたのは今までもらった大量の手紙類の数々

ハニーがクルーズ中に書いた手紙。
妹と子供時代に郵便やさんごっこで交換した手紙。
祖母からの達筆な縦書きの手紙。
母からオレゴン留学時代に届いた手紙。
父からプレゼントとともにもらった手紙。
友達からもらった誕生日カード。

いや〜、懐かしい

その中でも、一番多かったのは、年賀状を含む、ハガキ
なんと一番古い年賀状は、小学生の頃ので、まだ『昭和』。
なんでこんなに大量に取っておいたのかは謎・・・
ま、きっと『捨てられない症候群』だからだろうね(笑)

「結婚しました」と書かれたハガキを年賀状に使って、
「数年後誰かこんな年賀状送るかもね」と書かれたもの。

友達がインド旅行中、「看護婦の試験絶対落ちた!」と
その後の人生計画を旅しながら考えると書かれた絵ハガキ

オーストラリア留学中の友達から、「英語わかんない!」と
いろんな大変な状況が少ないスペースに書き込まれたハガキ。

何かのイベントで小学生の頃に自分が書いたのが、
21歳になって届いたハガキ。

同級生がずっと普通の年賀状だったのに、
結婚式の写真とか、子供の写真付きでくれた年賀状。

学校の同級生から、部活の先輩から、親戚から、
参加した文化交流のメンバーから、学校の先生から、
仕事の上司から、同期から、いろんなメンバー。
中には、名前を見ても思い出せない人とかいたし(笑)

片付け中なのに、しばし休んで、散らかし魔(ヒメ)が渡してくれる、
そのハガキの数々を読み返してたら、発見した一枚
それは、今は亡き、高校の時の恩師・T先生からのものでした。
このT先生、かな〜りいい人でキャラも濃い、忘れられない人。
部活で競技場から学校に戻る途中、よく競輪場の前で会いました。
競輪で当たった日は、近くのラーメンをおごってくれると言ってました。
今ではアメリカなんかに住んじゃってるあたしですが、高校時代、
外国語コースだったのにも関わらず、英語の成績が最悪で、
T先生に深刻な顔をされて、寒い廊下で、
「このままじゃあ、英語系の大学はムリだぞぉ〜と言われ、
その後、必死で英語が受験科目に入ってない学校を探しました
と、まあ、挙げればキリがないT先生の思い出ですが、
そのT先生からの年賀状。
懐かしいと思って、先生とは思えない汚い字を読むと、
いっちばん最初に書かれていたのは、

「通知表、ごめんね」

?????

『通知表、ごめんね』???
これはあたしの成績があまりにも悪くて、英語のSorryの意味で、
(そういえばT先生、英語の先生でした(笑))
「気の毒に思う」みたいなことなのか、
それとも通知表がお茶こぼして汚れてたとかなのか、
はたまた、努力してくれたけどいい成績があげられなかったとか?

まったく、その意味が謎・・・

卒業してから早10年以上。
今さらこんな忘れられない年賀状を発見してしまいました(笑)

というわけで、この手紙の数々、送ってくれた方々ほんとにありがとう。
いろんな思い出(そして謎。)をまた掘り返しながら、
これからまた大片付けに励みます