(ときどき)マメとヒメと家族の毎日

7年のブランクを経てブログ再開。家族構成も住んでる場所もいろいろ変わりましたが、現在住んでいるシンガポールでのふつーの毎日の記録。

お互い成長。

放課後チェスクラブがあった、先週の水曜日のマメ。
いつもより1時間遅く帰ってきたから、宿題をやり始めたのも1時間遅れ。
先月で夏時間が終わって、また時間が戻って、1時間早くなったから、
今までは6時過ぎまで外で遊べたけど、最近は5時半には外は真っ暗
なので、最近、早く宿題をやらないで、お外で遊べなかった日は、
かなりの頻度であるわけです・・・
というわけで、この日はおやつ後、急いで宿題に取り掛かった様子。

でも、見てると、お兄ちゃんの部屋を覗きに来るヒメと遊んでみたり、
ヒメがテレビ見てると、「ヒメのダンスが見たいとか言いつつ、
(多分言い訳で)部屋から出てきたり、

相変わらず、相当時間がかかってます・・・

「もうほんとに早く宿題やりなよ!夕飯の時間になるよ!」
「え〜!外で遊びたいのにぃ〜!
「だったら早くやりなよ

部屋から出てくるたびに「終わったの?」「まだ〜の連続・・・。
極めつけは、また部屋から出てきたから、「終わったの??」と言うと、

「見て見てマメ、う〜ってすごい長く言えるんだよ
(↑完璧にシカト
「終わったの???早く部屋に行ってやってきなさい
「う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」(←またシカト
「だから、宿題終わったの????
「うっううぅ〜(←訳:『待ってて』)
「・・・・・・・・・・
「うぅっ・・・はぁっ!すごい、長かったでしょ?

「は〜や〜く〜、やってきなさぁ〜いっ!!!

で、さすがにヤバいと思ったらしく、走って部屋に。
その後、結局6時になって、外に行くどころか、夕飯の時間。
ご飯を食べつつ、「あと宿題何が残ってるの?」と聞くと、
マメにとっては難関の、「3年生と4年生の算数との答え・・・。

「あんたっ、今まで何してたのっ!?

というわけで、夕飯が終わってもまたすぐに部屋で宿題
ようやく7時半に終わって、くたくたな様子で部屋から出てきたマメ。
「お菓子とテレビい〜い?」
「いいよ。ただその前に算数の宿題持ってきて。合ってるか見るから。」
で、3年生の方はいつもどおり、間違えなし
問題は4年生の方・・・。
で、見てみると、第一問目から間違ってる
こうなると、いや〜な予感が・・・

予感、的中

やり方が間違ってるから、全問不正解

「はい、お菓子しまって、テレビ消して、やりなお〜し
「えぇ〜!!!!!!!!!!
「っていうか、やり方もう一回教えてあげるから、鉛筆持ってきて。」
「えぇ〜!!!!!!!!!!
「やり方わかんないのに、聞きに来ないからこういうことになるの
「えぇ〜!!!!!!!!!!
「早く持ってきて
「明日やってもい〜い?もう今日は疲れちゃった
「今日の宿題なんだから、今日やるのが当たり前なの
「えぇ〜!!!!!!!!!!

というわけで、3ケタ×2ケタの計算のやり方をもう一回説明しなおし
ソファに座ったあたしを見て、「今がチャーンス」と、本を持って、
走ってくるヒメを避けるため、マメの部屋に移動。

「じゃあ、この1の位の掛け算が終わったら、次どうするの?」
「この10の位の掛け算するの。」
「その後は?」
「その二つの掛け算の答えを足すの。」
「そう、わかってるじゃん。じゃあやってみて。」

見てたら、案の定、1の位の掛け算の真下に、
ずらすことなく10の位の掛け算の答え書いてるし

「ブッブー
「えぇ〜!!!
「これは10の位の計算なんだから、「50」でしょ?」
「うん、そうだよ。(←こういうところは一丁前。)
「じゃあ、なんで端っこに「0」があるはずなのに、ここに答え書くのよ
「あぁ〜

まったく、「あぁ〜」じゃないっつーの

で、計算してみたけど、それでも答えが違う・・・
よ〜く見ると、簡単な掛け算の間違え。
「9×6は何?」
「え〜っと・・・50。」
「ブッブー
「えぇ〜!!!
「9×5は何?」
「45。」
「でしょ?じゃあ45に9足したらいくつよ?
「あぁ〜54!

疲れてるし、テレビ見たいしで急ぐからこんな間違えするんだよね〜
で、横で見てると、どうやらやり方がわかったらしく、できるように
すると、ゲートが付いてて入れない部屋に、本を読んでもらえなくて、
泣き叫んでも無視され、ついに怒ったヒメ、本を投げ込んで来た・・・

はぁ〜
まったく、どいつもこいつも・・・


ほんとに体が1つじゃ足りないわ
みんなどうやってるんだろう・・・。
マメには、横で宿題の最中、見ててあげればあんなに時間がかからない。
ヒメには、読んで欲しいときにかまってあげればあんなに泣かせない。
それはすっごくわかってて、でもできない自分がいる。

いろいろ考えて・・・
できないに決まってる!(←逆ギレ。)

最近、マメに毎日小言を言ってるような気がするんだよね〜。
やりなさいって言ったことをやってない、ちゃんとできてない、
ほんとに些細なことなんだけど、このまま言わなかったら、
きっともうどうでもよくなって、マメはやらないんだろうな〜と思うと、
やっぱりお互いイライラするけど、言わないといけないんだよね〜。
でも最近、自己主張も激しいし、ああ言えばこう言うだし、
怒られれば、バタバタ足音立てながら部屋に行って、
ガタガタいろんな物に当たってるし

でもね、思えば自分が8歳のときもそんな感じだった気がする。
わかってるのに、言われたり、やろうと思ったところで言われたり、
そんな自分が悔しくて、親には歯が立たない(笑)から物に八つ当たり
(↑この親にして、この子あり(笑))
でもあたしは当時、家に帰ってから1時間以上も机にいないといけない、
宿題なんてなくて、毎日家に帰ったらすぐにお外に遊びに行ってた。
それで結構ストレス発散だったのにも関わらず、あんなあたしだったから、
宿題はたくさんあるわ、好きな時間はないわ、母親には小言言われるわ、
マメは相当ストレスが溜まってるに違いない・・・

なので、いろいろ考えて、結論

もう宿題のことでは、「早くやりなさい」とか言うのやめた!

言ってもどうせ宿題やるスピードが上がるわけでは決してないし、
それによって、お互いイライラするんだったら、言わない方がいいよね。
で、毎日タラタラ宿題やって、外にも遊びに行けず、テレビも見れず、
毎日そんな状態だったら、いくらなんでもマメが自分で気づくでしょ。
「あ、宿題早くやらないと自分の時間がないんだ!ってね。
それで、「ほらね〜、だから言ったじゃ〜んって(笑)
(↑勝ち誇り。)

もう8歳だし、いい加減自分で学んでもらわないと。
痛い思いするのも経験の内、身を持って知ってもらわなきゃ。

というわけで、その後、あんまり言わなくなったあたし。
ただ、まだ集中力あるうちに算数の宿題はやった方がいいということで、
まず始めに算数の宿題をやっちゃいなさいとは言っておきました。
結果はというと・・・

チェスクラブがない日は毎日4時半までに終わって、外で遊んでます

先に算数の宿題が終わるから、マメが他の宿題やってる間で、
あたしも夕飯の支度の前に、答え合わせができて、間違ってても、
宿題の時間内に直せるから、マメの自由時間を妨げることもなくてよし

ほんとに、『子育て』って言うけど、子供を育てながら、
親もいろんな局面を迎えつつ、成長してる感じ。
あ〜、毎日疲れるわ・・・
そんなんで、子供達が寝た後は「あ〜、疲れた・・・」、
一人つぶやきながら、
冷蔵庫の冷たいワインクーラーに手が伸びるあたし。
(↑やっぱりか!

さて、これでマメも少しは世間のルールを学んだかな〜?(笑)
大変だろうけど、がんばれ、あたし(!?)とマメ