(ときどき)マメとヒメと家族の毎日

7年のブランクを経てブログ再開。家族構成も住んでる場所もいろいろ変わりましたが、現在住んでいるシンガポールでのふつーの毎日の記録。

リサイクル、リサイクル。

数ヶ月前にヒメとマメの部屋を作ったときのこと。
あたしたちのベッドルームに近い部屋がマメの部屋だったんだけど、
一応、ヒメが夜泣きをすることを考えて、
ヒメの部屋をあたしたちに近いところにして、
マメの部屋はそれまでゲストルームとして使ってた部屋に作ることに。
だけど、ゲスト用の昔あたしたちが使ってたダブルベッドと、
洋服ダンスをどかして、
物置状態だったクローゼットも片付けないといけないことが判明・・・

どーしよ・・・、これら・・・

我が家は一戸建てじゃないから、
大きな庭に物置なんてないし、
下のガレージは車2台分だから、すでにいっぱい、いっぱいだし、
でも、まだまだ使えるもの
さらに洋服ダンスはあたしが子供の頃から使ってたもので、
思い出深くて、いくらいらないと言っても、
捨てるのはと〜ってももったいない・・・
できたら誰か使ってくれる人を見つけられるのが一番なんだけどな〜
と思ってました。

そうなると、他の方法としては、この国ではよくやる、
ガレージセールとかヤードセールと言われる、
いわゆるフリーマーケットみたいなので売る方法。
でもサンディエゴ時代に友達と一緒に数回やったことがあるんだけど、
一日中店番で外にいないといけないし、
まず全て売り切るなんてことは不可能だから、
店じまいした後の片付けがまた困るんだよね〜
さらにここはゲートが付いたコミュニティで
、人が自由に出入りできないから、
そこまでお客さんが来ることも期待できなくて、
やっても時間と労力の無駄かも・・・
でもこれらを処分しないことには、マメとヒメの部屋が作れない・・・
と、困っていたら、ハニーが、
「そういえば同僚がいいサイトがあるって言ってた
ということで、教えてもらったサイトがこちら

http://www.freecycle.org/

これ、要するに、「譲ります、探してます」みたいな掲示
Freeという名前なだけあって、原則全て無料で取引します。
ちなみに同僚は生まれてくる新生児用品を全てこれで集めたんだって。賢い!
で、どんなのか覗いてみることに。
まずは最初のページに自分の住んでる街の名前を入れると、
その近所でこのFreecycleコミュニティがあるかが見えます。
で、あたしが住んでる街はなかったけど、隣町のコミュニティを発見
メンバーになるにはYahooのアカウントが必要なので、
メールアドレスとともに作りました。
代表者からメンバー承認されて、中を詳しく見てみると、
なんとなくシステムがわかりました。

基本的に掲示板に出されてる書き込みの種類は4つ。

WANTED---自分が探してるもの
RECEIVED---自分がWantedした探してるものが見つかった時
OFFER---自分が譲れるもの
TAKEN---自分がOfferした譲れるものを譲る相手が見つかった時

この掲示板に載せたものに関する問い合わせは全て登録した、
メールアドレスにメールが来るようになってます。
みんなが載せた掲示板の内容を見ると、
洋服、ベビー用品、家具、電化製品とさまざま。
Wantedの書き込みには、それを譲ってもいい人がメッセージを送って、
Offerの内容のものには、それを欲しい人がメッセージを送ってきます。

物は試しよう、というわけで、あたしもOfferでベッドと洋服タンスを出してみることに。
メンバーになったときに代表者から送られてきた利用規約によると、
一番最初にメールしてきた人に譲らないといけないという規則はなくて、
みんなからのメールを読んで、譲る人を決めてもいいということでした。
が、あまり利用規約を読まなかったあたし
とりあえず一番初めにメールをくれた人に譲ることに。
最初の人からのメールは投稿した1時間後ぐらいにはもう来たかな?
やっぱりチェックしてる人はよくこのサイトで、
掘り出し物チェックしてるみたい。
で、その人に「譲ります」という内容と、
いつ取りに来れるかなどの内容をメールでやりとりして、
お互いの都合の合う時間に、相手が取りに来てくれるという感じ。
朝投稿して、その日の夕方ぐらいまでには取りに来てくれたので、
あんなに保管場所に困ってた品々は、すぐに処分できました
ただ、その後、Takenの投稿をする前に「譲って」と、
メールしてきた人も何人かいて、
中には、もらいたいからっていう理由の嘘かもしれないけど
「息子がエアマットレスに寝てるから、どうしてもベッドが欲しい!」
っていうメールが来てたりして、
もう少し時間が経ってから譲る人を選べばよかったな〜と反省

何が楽って、家にいれば、その人たちが取りに来てくれて、
みんなピックアップトラックとかの大きい車で来てくれるから、
すぐに持って帰ってくれること。
ちょっとでも家計の足しになるなら・・・と思って、
オークションサイトに出すことも考えたけど、
やっぱり大きいものだと送料もかかるし、
ぶっちゃけ使い古しだからそこまで状態もよくないし、
お金がかかることだから、みんな慎重に選ぶと思うんだよね〜。
でもこれは無料ってこともあって、
品物を見たいから写真送ってって言う人もいたけど、
ほとんどは気にする様子もなく、すぐに商談(?)成立しました。
まだ使えるものを捨てる罪悪感もないし、すぐに処分もできるし、
まさに一石二鳥

なんて使える掲示板なんだろ〜

というわけで、味をしめたあたし(笑)、
その後も日本から持ってきて使ってたけど、
やっぱり小さくて最近大きなのに買い換えて、
その後いつか使うかな〜と思って、
まったく使わず、ガレージに置きっぱなしにしておいた、
ダイニングテーブルと椅子、
最初に処分したベッドを欲しいと言った人がマットレスはいらない、
と置いてったので、そのマットレス
さらにはサンディエゴ時代のマメの部屋で使ってた、
トラックデザインのシーツセットとかランプとかカーテンのセットも出して、
あっという間に処分完了
結構スタイルとか気にしない、中高年の人たちが多いかと思いきや、
意外にもみんな取りに来たのは若い人たちでした。

やっぱりどこの若い人たちも節約しながら生活してるんだね〜
(↑変に親近感(笑))

最近は、マメが着た毎年のハロウィーンコスチュームを出しました。
いつかまた着るかと思ったんだけど、
結局毎年コスチューム選びも楽しみの一つだし、
ハロウィンが終わったら、出番はまったくなしだったので、
この際処分することに。
すると、やっぱりどこも同じことを考えてるのか、
すごい数のメールが来ました!
クローゼットで使われず眠ったままになってたコスチュームも、
また新しい子供に着られる出番があるなら本望だよね(笑)
で、今回はメールで、取りに来てくれる人に、
ドアのところにビニール袋に入れて掛けておくから、
都合のいい時間に取りに来てと伝えたから、
その人が来るまで家にいないといけないこともなくて、楽でした

物が溢れてて、どうしてもまだ使えるものを、
置く場所がない、新しいものを買った、
っていう理由だけで、惜しみなく捨てちゃう時代だけど、
こうやって必要としてる誰かがまた使ってくれるっていうのは、
リサイクルにもなるし、無駄が出ないってことで、
いいな〜と思いました。
このウェブサイトによると、アメリカだけじゃなくて、
いろんな国のいろんな街のコミュニティがあるらしいので、
みなさんもいらないものの処分
別に新品じゃなくてもいいから一時的に欲しいものがあったら、
利用してみたらいいかも
ウェブサイトの"Browse Groups"をクリックすると、
コミュニティがあるアメリカの各州が出てきます。
その中の"Other Countries"をクリックすると、
コミュニティがある国が出てきます。
ちなみに日本もありました

さて、今度はマメとヒメの着れなくなった服がたくさんあるから、
それを出そうかな〜