(ときどき)マメとヒメと家族の毎日

7年のブランクを経てブログ再開。家族構成も住んでる場所もいろいろ変わりましたが、現在住んでいるシンガポールでのふつーの毎日の記録。

マメのアワードセレモニー。

大変ご無沙汰しております。
夜な夜な秋の新ドラマを見るのに大忙しのあたしです(笑)
というわけで、毎晩寝不足・・・


マメの誕生日に学校に行った時に、マメの先生と話してたら、先生がこんなことを言ってました。

「いや〜、マメ君、算数がとってもよくできますね!
「は?ほんとですか??

家で宿題やってる姿を見てる限りでは、まったく『よくできるレベル』には程遠いと思われたマメ。
しかもすっごい簡単な計算で単純ミスとか連発してるし・・・
というわけで、あたしの反応は、

ほんとにアメリカ人って褒め上手だなぁ

「今やってる3年生の算数だとちょっとマメ君には簡単すぎるので、
今度もう少し上のレベルのをやらせようかと思ってるんです。」

「あ、そうですか〜。」(←聞き流してる親。)
4年生の算数とか。」

4年生!?
はい、絶対マメの学力では無理だと思います・・・。

と、そんな話題もすっかり忘れた数日後、いつもどおりお迎えの車に乗り込んだマメ。
「今日スペシャルホームワークがあるよ。」

出たっ!
あたしの大嫌いなスペシャルホームワーク・・・
スペシャルホームワーク=親の助けがいるホームワークなわけで、
だいたい工作系とかプレゼンテーション系とかめんどくさいものばっかりなんです

「今回は何のスペシャルホームワーク・・・?」
「もういつもの算数のワークシートやらなくていいんだって。
で、その代わりに算数のドリルの本をやるんだって。」

「え?なんで?」
「わかんない。クラスでマメだけなんだよ。4年生のドリルだって。」

4年生・・・。
あ!先生ほんとに4年生のやらせることにしたんだ・・・


と、ここでやっと数日前の冗談かと思われた4年生の算数の話を思い出したあたし。

「へぇ〜すごいじゃん!がんばってやりなね。
(↑算数なら親の助けが必要ないから一安心のあたし。)

で、おうちに着いて早速その4年生のドリルとやらをパラパラ見て、唖然・・・
今やってる算数とはケタが違う・・・
くだらないジョークみたいに聞こえますが、ほんとに問題に出される数字の桁が違うんです・・・

ってこれ、マメ、あきらか〜に一人じゃできないじゃん

今まで出されてた算数のワークシートは、毎日2枚あって、表は学校でやって、
その復習としてその裏を宿題としておうちでやって次の日持っていくんですが、
今回の先生、なんでも『親がチェックしてからサイン』っていうのが好きで、
このワークシートも毎回親が間違いがないかどうかチェックして、間違いがあったらもちろん直させて、
親が「間違いないです」とサインして、それを学校に持っていくわけ。
きっと親が自分の子供がどれだけできてるのか、ちゃんとやってるのかのチェックのためだろうけど、
ぶっちゃけあたし的には、先生、そのぐらいやってください・・・って感じなわけです。
というわけで、クソ忙しい夕方の時間に毎回マメの宿題チェックをしてるあたし。
今回そのドリルを見たとき、これを全部あたしがチェックするのかと思うと、気が遠くなりました

が、マメいわく、先生が今回このドリルは親がチェックしなくてもよくて、一日最低1ページ、
できるなら何ページでもやってもいい、と言ってたらしい。

それはあたしにとっては好都合

マメは早く宿題を終わらせて外に遊びに行きたいもんだから、
最低制限の1ページをやるって言ってたけど、もちろんそれは却下して、
今までワークシートも2枚ずつ持って帰ってきたから、2ページずつやらせることに。
「むずかしい〜!
「わかんない・・・
「問題の意味がわかんない(!?)・・・

とかブツブツ言いながら、ものすご〜く(笑)時間がかかってやっと終了した初日のドリル。
遊ぶ時間も少しになっちゃったから、ちょっと気の毒だったけど、しょうがないね。
で、その後ちゃんとできてるかどうか見せてもらおうかと思ったら、マメが見せてくれない
「先生が親にチェックしてもらわなくてもいいって言ってたからいいの。」
の一点張りで見せてくれないので、まぁいいや、とそのまま見ないで次の日学校に持たせました。

そして次の日帰ってきた後、学校で答え合わせをしただろうから、聞いてみたら、

「ほとんど間違ってた・・・

え・・・?

で、見せてもらったら、マメ、ほとんど問題の意味を理解してなくて、間違ってました。

ほら、だから見せてごらんって昨日言ったのに・・・

こんなに間違ってたんだからきっと先生に何か言われたかと思ったら、
答え合わせは別冊のドリルの答えを見ながら1人で答え合わせするらしく、
何が間違ってるのか、どうやってこの問題を解くのかとかは一切先生は教えないらしい。
ま、そりゃそうだよね、クラスで1人だけのマメにそんな時間割いてられないよね。
で、ここでふと思ったんだけど、

じゃあこの4年生の算数をやる目的は一体どこに・・・?

学校でも習ってない、先生も教えてくれない、間違えても分かるのは正解の答えのみ。
う〜ん、なんだかとっても意味がないドリルのような気がしてきたのはあたしだけ?

「この間違いだらけの答え見て、先生、じゃあ3年生のに戻ろうとか言ってなかった?」
「ううん、別に何も言ってなかったよ。」
「わからないところは親に聞いてとか言ってなかった?」
「だから、親にチェックしてもらわなくていいんだって。」

ますます謎・・・
これだとマメが今は好きな算数が下手に嫌いになっちゃったりしそうで嫌だし、
長い間机に向かって遊ぶ時間を削ってまでやってるのになんだか意味がないんじゃ気の毒
というわけで、結局、結論的には、

あたしの仕事になったわけですよ〜

クソ忙しい夕方の時間帯に、料理をしながらマメの宿題を見てるあたし。
でもほんとにまったく解き方すらわからないから、まずは問題の説明からしないといけないわけで、
今までのワークシートとは違って、とっても時間がかかる・・・
ゲートがついてて、ヒメ立ち入り禁止になってるキッチンから出て、マメに教えようと、
あたしがゲートから一歩出たところでどこからともなくお気に入りの本を抱えて、
すごい勢いでやってくるヒメ・・・
ま、いつもあたしがキッチンにいる最中は相手にしてもらえないの分かってて、1人で読んでるからね
なのであたしがマメに教えてる間に、横でヒメは本を片手に「これ読んで〜!泣き叫び
マメが問題を解いてる間に、あたしはヒメに本を読んで、
またマメが分からないところがあると、ヒメが横で大泣きしてる間にマメに大声で教えて(笑)、
そしてまたヒメの本読みに戻ったり、夕飯の支度に戻ったり、なんともすごい状態な夕方・・・

で、夕飯終了後、今度はマメがさっきやったドリルを間違いがないかどうか確認するんだけど、
あたしにとってはなんとも高度な問題で、確認作業にすっごい時間がかかる・・・
なんだかまるであたしの宿題みたいな状態になってます
何が大変って、当たり前だけど、全部英語なこと・・・(←一応アメリカに住んでる人。)
英語で習ってきて、問題も英語だから、日本語で言ってもまったく理解されないし、困惑してる様子。
なので、こっちも英語で説明しないといけなくて、このあたしの英語力でこっちもちんぷんかんぷん
逆にマメの学力低下を招くんじゃないかとヒヤヒヤなわけですよ・・・。
かと言って、マメが寝るころに帰ってくるハニーを待ってたらマメ何時に寝れるのかわからないし

もうそんなこんなで毎日ない脳みそをこれでもかと使ってるあたしです。
おかげでマメはだいぶドリルが早くできるようになったかな〜
そんなこともあってマメのがんばりが認められたのか、ハニーのセレモニーが無事に終わった次の日、
今度はマメの学校で『Student of the month』のアワードセレモニーがありました。
前の週に持って帰ってきたお知らせの中に珍しく、封筒に入った手紙を発見。
開けてみると、先生からの手紙で、中にはこのアワードセレモニーのお知らせが入ってました。

来週の水曜日、朝9時半から学校のMPR(多目的ホール)でアワードセレモニーがあります。
マメ君も表彰されるので、ぜひ保護者の方々もご参加ください。


おぉ〜
マメ、今年もでかしたじゃ〜ん

(ま、クラス全員が一年間の間に必ず表彰されるように順番だけどね・・・

で、褒めようと思って手紙を読みつつ、「マメ、すご・・・と言おうとしたら、

し〜っ!
当日までの秘密なので、マメ君には内緒にしておいてくださいね。


危なーい。危なーい。

いやいや、先生、こういうことは最初に書いてくださいよ・・・

というわけで、水曜日の朝、お仕事お休みだったハニーとヒメと、我が家に滞在中だったパパと一緒に、
ビデオカメラとデジカメをバッグに入れて、行ってきました〜

あたしたちがいること、さらには自分が表彰されることすら知らなかったマメが、
先生とクラスメイトとMPRに登場してくるのが見えて、ハニーと2人でおとなしく見てたら、
一瞬こっちを見たマメ、加藤茶のような二度見(笑)でうちらに気づいてテレてる様子。
3年生全クラス、それぞれのクラスから3〜4人の子が表彰されてて、結構時間がかかって、
ヒメも飽きてうるさくなってきたので、大好物・お菓子を与えつつ待ってると、やっとマメのクラスの番に

マメは3人目に表彰されました

毎年アワードセレモニー後には先生と一緒に撮るのが恒例なので、今年も先生と一緒に。


よかったね〜、マメ

さ、お昼寝してるヒメを起こして、その噂のマメのお迎えに行く時間。
今日もあたしの脳トレの時間がそろそろやってきます・・・