ハニーのセレモニー。
今回は、普段あまりあたしは関知しない(笑)ハニーの仕事についてです。
かなり長くなっちゃったので、お気をつけて(!?)お読みください(笑)
先月の頭に結果が発表になった、ハニーの昇格試験。
ぶっちゃけ、いつ結果発表かも知らなかったし、去年も落ちたので、受けたことすら忘れてましたが、
結果は、見事、二度目の正直(?)で合格〜!
なので、火曜日にセレモニーがあって、結果発表から6週間、やっと正式にこの役職になりました
ハニーはその前の日曜日からトレーニングで留守だったので、セレモニーで会うのが久しぶり。
なんでも、セレモニーの前に会うとBad Luckと言われてるらしく、
セレモニーまで会っちゃいけないんだって
結婚式かっ!?
(こっちの結婚、前夜か式の前は新郎と新婦会っちゃいけないんだよね?)
というわけで、このセレモニー参加のために日曜日からうちに泊まってるハニーパパと、
子供たち(ヴィンスは学校お休みさせて。)とともに、サンディエゴまで行ってきました〜
Pinning Ceremonyと呼ばれるセレモニーで、ユニフォームの襟にピンを付けるから、その呼び名らしい。
で、そのピンを付ける大役を、あたし(右の襟)とマメ(左の襟)に任されました。
そんなのこともあって、セレモニーが始まる前からちょっとドキドキ・・・
ところが、いざセレモニー会場に着くと、どんより曇り空で天気は悪いわ、
海沿いで風が強くて寒いわ、ぶっちゃけ、セレモニーどころじゃなかった・・・
さらに参加者の中で一番チビのヒメは歩きたい度満点で隙あらばあたしから降りようとするから、
彼女を静かにさせるために、飛んでるカモメとペリカンを指さしたり、まったくセレモニーそっちのけ・・・
でも歌を歌いながら行進して会場に姿を現した、
初めて上から下まで茶色のユニフォームのハニーを見たら、
とってもうれしくなって、一生懸命ビデオカメラを片手に、ヒメをもう片方の手で押さえつつ、
がんばってると、横からマメがなんか言ってる。
行進の歌で聞こえなくて、「え?何?聞こえなかった!」って聞き返したら、
ニヤニヤしながら、「ティッシュいる?」だって・・・
(↑涙腺のゆるいあたしに慣れてるマメ。)
いりません!
そして主役たち登場でセレモニーはどんどん進み、ついにピンを付けるときに。
こんな参加したことない席は、だいたい他の人を見ながら自分のやり方を学ぶんだけど、
名字のアルファベッド順に並んでる彼ら、先頭はハニー・・・(うち、『C』だからね)
というわけで、何をするにもハニーが最初で、結構ビデオ撮影のタイミングを逃したし、
もちろんピンを付ける儀式のときもハニーが一番最初=あたしとマメが大役の最初だったわけ・・・
寒さと緊張で手が震えながらもなんとか付けて、無事に終了
マメは案の定、バックピン落としてましたが・・・(やると思ったんだよね〜)
練習で1回おうちでやったときに、マメが付けた位置とあたしが付けた位置が違って、格好悪かったので、
見たら、ハニー、ちゃんとあたしたちにわかるように、襟にしるしを付けておいてくれました(笑)
おかげで、わかりやすかったし、右と左のピンがずれてることもなく、よかった、よかった
ハニーに「おめでとう」と言った気がします。(←こちらも寒さと緊張で記憶が曖昧・・・)
そして、ピンをハニーに付けた後、ハニーと写真を撮るんだけど、
撮影してたお姉さん、「襟を持って。」しか言わなくて、
気が付いたら、お姉さんの後ろに立ってたパパと、パパに抱っこされてたヒメ、写真に入ってない・・・
しまった!!!!
と思ったけど、時すでに遅し、ボスがハニーに帽子をかぶせてお互い敬礼してるから、撮り直しできず・・・。
結局(めったにない)ハニーの晴れ舞台写真にパパとヒメが参加できず・・・
それがちょっと心残りだけど、でもピンはちゃんと付けられたし、仕方がないよね〜。
その後、セレモニーは終盤に近づいて、一番感動したのが、ハニーたち『新・チーフ』が、
上の人たちが敬礼してる間を通って、『すでにチーフ』たちがみんな並んでいるところに、
笛の音とともに歩いてそこに入ったところ。
なんだかやっとチーフの一員になったというところで、ちょっとウルウル・・・。
でもその感動もあまりの寒さで一気に冷めて、
その後はセレモニーが全部終わるのが待ち遠しかった(笑)
セレモニーが終わる頃には、ヒメの唇は紫に変わってました・・・
我が家のあたりはいまだに毎日35℃を超える暑さだから、思いっきり夏服で来ちゃって、
まさか海沿いのサンディエゴがこんなに寒かったとは・・・
そんなこんなでハニーのセレモニーは無事に終了
ハニー、正式に『チーフ』になれました〜
え〜っと、ハニーはどこだ・・・?
左から3番目かな・・・。
おうちに着いて、チーフとともに(笑)
この職業、ランクがあって、それによってお給料などの待遇が違ってくるわけですが、
この職業に就職(?)した時に『1』から始まったハニーのランクは、ついに『7』になりました〜
ちゃんと『チーフ』という役職名(?)も付いた、いわば中間管理職なのかな?
やっぱりハニーのがんばり様を見てきたから、昇格してくれてとってもうれしいし、
とにかくうれしそうなハニーを見てると、心からよかったね〜と思います。
新しいユニフォームを買ってきた日、家に帰ってすぐにうれしそうに、
新しいユニフォーム姿見たい?
きっと「見たい」と言って欲しかったんだろうけど、
いや、汚れるからいいよ、セレモニーまで楽しみに待ってるよ。
(↑現実的な妻。)
と言ったにも関わらず、うれしそうに試着し始めたハニー(笑)
念願の茶色のユニフォームを着て、ほんとに子供のようにうれしそうでした。
かわいくない妻なので、いつも家族のために一生懸命がんばっているハニーにはとっても感謝してるけど、
それを言葉に出して労うことはほとんどなし・・・
なんかそれによって「働いてやってるんだ」とか思われるのも嫌だし、
ぶっちゃけ、家庭を持つ男としては当たり前のことだと思うから。
でも、本当は心の中ではほんとにすごいな〜といつも感謝と尊敬してます。
いくら生活が厳しくても、あたしに働いて欲しいとは言わないし、稼いだお金は全て家族のために入れ、
自分が稼いだお金なのに使うときは妻の了承が必要だし(笑)、いくら遅くまで働いても、
職業柄、残業手当は一切なし、疲れて遅くに帰ってくれば妻の愚痴が待ってるし(笑)、
そんな家族のために全てやってるのに、船勤務になれば一年の半分以上は出港で家族に会えず、
連絡方法といえばEメールかどっかの港に入ったときに公衆電話からかける国際電話、
数ヵ月後やっと家に帰って家族に会えると思いきや、赤ちゃんの我が子にすっかり忘れられ、
抱っこしようものなら大泣きで拒否される、いわば『他人扱い』・・・
ハニー(そしてこの同業者(?)の方々全員)、かわいそ〜
それでも家族のために、自分のために、できるだけ早く昇格するために、選んだ職種の数々。
通常、船勤務、陸勤務が2〜3年周期で順番にやってきて、みんなタフな船勤務が終わって、
毎日おうちに帰れる、比較的楽な陸勤務になるのを心待ちにしてるわけです。
が、ハニーの場合、勤務地のこともあったけど、キャリアにもプラスになる(=昇格に有利)ので、
なんと3回も船勤務を連続して希望。
ま、その間あたしとマメは母子家庭状態だったわけですが・・・
そして、また迎えた陸勤務の番。
今度こそは船勤務を選ばず、ちゃんと陸勤務を選ぶということだったので、
あたしもウキウキだったわけです。
毎日必ずおうちに帰ってこれる、さらにちゃんと定時(4時だったかな?)で上がって帰ってこれる
そんな夢のような生活が待っているかと思ったら、ハニーが選んだのは、
タフ中のタフな陸勤務の職種・・・
これもやっぱり理由はキャリアにプラスになるし、やりがいがあるから。
選ぶ前に、どれだけ大変な仕事なのかを説明されて、それでもいいかどうかあたしに聞かれたけど、
ぶっちゃけ働くのはハニーなわけだし、ならばやりたい仕事、やりがいのある仕事をやってもらいたい、
と思って、条件(↓)付きで賛成することに。
自分で選んだ仕事だから、がんばること、弱音を吐かないこと、
そして、仕事の事情を家庭に持ち込まないこと。
そして、始まった今回の仕事。
ま〜じ〜で〜、大変でした・・・
営業の仕事だから、相手が付き物なわけで、ハニーのがんばりだけではどうしようもなかったり、
お客さんとゆっくり話ができるのは、お客さんの仕事・学校が終わった後の夜だから毎日帰りは午前様、
毎月設定されたノルマがこなせなければ、ノルマ達成まで週末ももちろん仕事。
さすがにやる気満々で始めたハニーも、だんだん朝仕事に行く時の目が死んでたり(笑)
それでも一日何があったかはおうちに帰ってきて話すけど、
愚痴を言うわけでもなく、辞めたいと弱音を吐くわけでもなく、がんばってきました。
で、ご存知、自分がかわいい性格なので(笑)やっぱり言わせてもらいますが、
あたしも相当がんばりました!!
(ちなみにハニーの職業の中でもっともタフな職種は「妻たち」と言われております(笑))
ハニーが毎晩帰るのは夕飯もシャワーもおもちゃの片付けも終わった、子供たちが寝静まった後。
というわけで、相変わらず子供のことは全てあたしが担当の母子家庭状態・・・
マメの学校から、新生児のヒメのお世話から、はたまた家のまわりのことまで、
ぜ〜んぶ結局あたしがやるハメに・・・
遅く帰ってきても夕飯は食べるから、ご飯の支度もしないといけないし、
毎日着ていくユニフォームの洗濯・アイロンがけもクリーニング代節約のためあたしの仕事・・・
ぶっちゃけますが、たまに、船勤務で数ヶ月いない方が楽かも・・・とも思いました(笑)(←鬼嫁。)
え〜、ちなみにハニーのオフィスの同僚3人は全て現在離婚したか、奥さんと別居中・・・
やっぱりみんなこの忙しい旦那たちに愛想をつかしたのかなぁ
ノルマ達成後も毎晩帰りが遅いハニー。
「ノルマ達成したんだから、来月に備えてもっと早く帰ってくればいいのに。」
「いや、今日は1人休みだったからその分の仕事があったの。」
「へぇ〜、忙しいのに風邪?」
「奥さんが子供連れて出てちゃったから、話し合いするのに休みくれって言われて。」
まーじーでー!?
じゃあ、あたしも子供連れて出てったってことにして、一日ぐらい休みもらいなよ(←悪妻。)
そんな理不尽な(笑)ことがあったりして、ほとほとやってらんねぇ〜と思ったけど、
でもまぁ、大変な思いをしてるハニーをサポートするためにあたしもがんばってきたわけです。
そんなあたしのがんばりもあって(!?)か、ハニーの仕事ぶりも認められて、
オフィスの長に昇進して、毎月ノルマも達成できてる今日この頃、いろんな賞まで受賞してるわけです
が、しかし、気がつけば、3年間の予定でなったこの職種も早いもので来年3月で終了。
すっかり忘れてましたが、ハニー、昇格してないじゃん・・・
この仕事になったら昇格するって言ったの誰だよ
(注:キャリアにプラスになると言われてるだけで、昇格するとは誰も言ってません)
この職種の人みんながんばってるんだろうけど、妻としてはやっぱりハニーのがんばりが、
まったく認められてないようで、ちょっと不満だったわけです。
使えるだけコキ使っておいて、それだけかぁ
(ま、世の中そんなことばっかりですが・・・)
と、まぁ、そんな矢先のこの昇格で、ほんとにほんとにうれしいわけです
あたしはほぼお給料が上がるのがうれしいんだけど(やっぱりか・・・)、
昇格して喜んでるハニーを見てると、今までの苦労が少しでも報われたような気がして、うれしい
出会った10年前(だったっけ?)はハニー、なんとランクは『1』でした(笑)
1回のデートでどっかに出かけて、ご飯食べて、飲みに行けば、
終わっちゃったハニーの微々たるお給料・・・
結婚した当時の家計簿を見ると、あまりのお給料の少なさで、どうやって生活してたのか不思議・・・
でも、なんとか2人で一生懸命がんばって、気がついたらここまで来てました。
ハニー、ほんとにどうもありがとう、よくがんばってくれてます
ま、これでランクも最高を極めたわけではなく、もちろんまだまだ上には上があるので、
今回の昇格で喜ぶのはこれくらいにして(笑)、次のランクに向けて、
これからもハニー、がんばってね(←厳しい嫁。)
というわけで、結果発表から長い準備期間を終えて、やっと火曜日から正式に今のランクになったハニー。
これからも一層がんばってもらって、あたしは来年3月から始まる『ほぼ母子家庭』に備えます(笑)
って今までも、『まあまあ母子家庭』だったわけですが・・・
昨日はセレモニーまでの最後2日間トレーニングで寝てなかったこともあって、お仕事はお休み
今日が正式に昇格した後初めての出勤日だったので、朝から張り切って仕事に出かけたハニー。
仕事の責任は重くなっただろうから、今まで以上にがんばってね〜、『チーフ』(笑)
というわけで、長々と読んでいただき、ありがとうございました
かなり長くなっちゃったので、お気をつけて(!?)お読みください(笑)
先月の頭に結果が発表になった、ハニーの昇格試験。
ぶっちゃけ、いつ結果発表かも知らなかったし、去年も落ちたので、受けたことすら忘れてましたが、
結果は、見事、二度目の正直(?)で合格〜!
なので、火曜日にセレモニーがあって、結果発表から6週間、やっと正式にこの役職になりました
ハニーはその前の日曜日からトレーニングで留守だったので、セレモニーで会うのが久しぶり。
なんでも、セレモニーの前に会うとBad Luckと言われてるらしく、
セレモニーまで会っちゃいけないんだって
結婚式かっ!?
(こっちの結婚、前夜か式の前は新郎と新婦会っちゃいけないんだよね?)
というわけで、このセレモニー参加のために日曜日からうちに泊まってるハニーパパと、
子供たち(ヴィンスは学校お休みさせて。)とともに、サンディエゴまで行ってきました〜
Pinning Ceremonyと呼ばれるセレモニーで、ユニフォームの襟にピンを付けるから、その呼び名らしい。
で、そのピンを付ける大役を、あたし(右の襟)とマメ(左の襟)に任されました。
そんなのこともあって、セレモニーが始まる前からちょっとドキドキ・・・
ところが、いざセレモニー会場に着くと、どんより曇り空で天気は悪いわ、
海沿いで風が強くて寒いわ、ぶっちゃけ、セレモニーどころじゃなかった・・・
さらに参加者の中で一番チビのヒメは歩きたい度満点で隙あらばあたしから降りようとするから、
彼女を静かにさせるために、飛んでるカモメとペリカンを指さしたり、まったくセレモニーそっちのけ・・・
でも歌を歌いながら行進して会場に姿を現した、
初めて上から下まで茶色のユニフォームのハニーを見たら、
とってもうれしくなって、一生懸命ビデオカメラを片手に、ヒメをもう片方の手で押さえつつ、
がんばってると、横からマメがなんか言ってる。
行進の歌で聞こえなくて、「え?何?聞こえなかった!」って聞き返したら、
ニヤニヤしながら、「ティッシュいる?」だって・・・
(↑涙腺のゆるいあたしに慣れてるマメ。)
いりません!
そして主役たち登場でセレモニーはどんどん進み、ついにピンを付けるときに。
こんな参加したことない席は、だいたい他の人を見ながら自分のやり方を学ぶんだけど、
名字のアルファベッド順に並んでる彼ら、先頭はハニー・・・(うち、『C』だからね)
というわけで、何をするにもハニーが最初で、結構ビデオ撮影のタイミングを逃したし、
もちろんピンを付ける儀式のときもハニーが一番最初=あたしとマメが大役の最初だったわけ・・・
寒さと緊張で手が震えながらもなんとか付けて、無事に終了
マメは案の定、バックピン落としてましたが・・・(やると思ったんだよね〜)
練習で1回おうちでやったときに、マメが付けた位置とあたしが付けた位置が違って、格好悪かったので、
見たら、ハニー、ちゃんとあたしたちにわかるように、襟にしるしを付けておいてくれました(笑)
おかげで、わかりやすかったし、右と左のピンがずれてることもなく、よかった、よかった
ハニーに「おめでとう」と言った気がします。(←こちらも寒さと緊張で記憶が曖昧・・・)
そして、ピンをハニーに付けた後、ハニーと写真を撮るんだけど、
撮影してたお姉さん、「襟を持って。」しか言わなくて、
気が付いたら、お姉さんの後ろに立ってたパパと、パパに抱っこされてたヒメ、写真に入ってない・・・
しまった!!!!
と思ったけど、時すでに遅し、ボスがハニーに帽子をかぶせてお互い敬礼してるから、撮り直しできず・・・。
結局(めったにない)ハニーの晴れ舞台写真にパパとヒメが参加できず・・・
それがちょっと心残りだけど、でもピンはちゃんと付けられたし、仕方がないよね〜。
その後、セレモニーは終盤に近づいて、一番感動したのが、ハニーたち『新・チーフ』が、
上の人たちが敬礼してる間を通って、『すでにチーフ』たちがみんな並んでいるところに、
笛の音とともに歩いてそこに入ったところ。
なんだかやっとチーフの一員になったというところで、ちょっとウルウル・・・。
でもその感動もあまりの寒さで一気に冷めて、
その後はセレモニーが全部終わるのが待ち遠しかった(笑)
セレモニーが終わる頃には、ヒメの唇は紫に変わってました・・・
我が家のあたりはいまだに毎日35℃を超える暑さだから、思いっきり夏服で来ちゃって、
まさか海沿いのサンディエゴがこんなに寒かったとは・・・
そんなこんなでハニーのセレモニーは無事に終了
ハニー、正式に『チーフ』になれました〜
え〜っと、ハニーはどこだ・・・?
左から3番目かな・・・。
おうちに着いて、チーフとともに(笑)
この職業、ランクがあって、それによってお給料などの待遇が違ってくるわけですが、
この職業に就職(?)した時に『1』から始まったハニーのランクは、ついに『7』になりました〜
ちゃんと『チーフ』という役職名(?)も付いた、いわば中間管理職なのかな?
やっぱりハニーのがんばり様を見てきたから、昇格してくれてとってもうれしいし、
とにかくうれしそうなハニーを見てると、心からよかったね〜と思います。
新しいユニフォームを買ってきた日、家に帰ってすぐにうれしそうに、
新しいユニフォーム姿見たい?
きっと「見たい」と言って欲しかったんだろうけど、
いや、汚れるからいいよ、セレモニーまで楽しみに待ってるよ。
(↑現実的な妻。)
と言ったにも関わらず、うれしそうに試着し始めたハニー(笑)
念願の茶色のユニフォームを着て、ほんとに子供のようにうれしそうでした。
かわいくない妻なので、いつも家族のために一生懸命がんばっているハニーにはとっても感謝してるけど、
それを言葉に出して労うことはほとんどなし・・・
なんかそれによって「働いてやってるんだ」とか思われるのも嫌だし、
ぶっちゃけ、家庭を持つ男としては当たり前のことだと思うから。
でも、本当は心の中ではほんとにすごいな〜といつも感謝と尊敬してます。
いくら生活が厳しくても、あたしに働いて欲しいとは言わないし、稼いだお金は全て家族のために入れ、
自分が稼いだお金なのに使うときは妻の了承が必要だし(笑)、いくら遅くまで働いても、
職業柄、残業手当は一切なし、疲れて遅くに帰ってくれば妻の愚痴が待ってるし(笑)、
そんな家族のために全てやってるのに、船勤務になれば一年の半分以上は出港で家族に会えず、
連絡方法といえばEメールかどっかの港に入ったときに公衆電話からかける国際電話、
数ヵ月後やっと家に帰って家族に会えると思いきや、赤ちゃんの我が子にすっかり忘れられ、
抱っこしようものなら大泣きで拒否される、いわば『他人扱い』・・・
ハニー(そしてこの同業者(?)の方々全員)、かわいそ〜
それでも家族のために、自分のために、できるだけ早く昇格するために、選んだ職種の数々。
通常、船勤務、陸勤務が2〜3年周期で順番にやってきて、みんなタフな船勤務が終わって、
毎日おうちに帰れる、比較的楽な陸勤務になるのを心待ちにしてるわけです。
が、ハニーの場合、勤務地のこともあったけど、キャリアにもプラスになる(=昇格に有利)ので、
なんと3回も船勤務を連続して希望。
ま、その間あたしとマメは母子家庭状態だったわけですが・・・
そして、また迎えた陸勤務の番。
今度こそは船勤務を選ばず、ちゃんと陸勤務を選ぶということだったので、
あたしもウキウキだったわけです。
毎日必ずおうちに帰ってこれる、さらにちゃんと定時(4時だったかな?)で上がって帰ってこれる
そんな夢のような生活が待っているかと思ったら、ハニーが選んだのは、
タフ中のタフな陸勤務の職種・・・
これもやっぱり理由はキャリアにプラスになるし、やりがいがあるから。
選ぶ前に、どれだけ大変な仕事なのかを説明されて、それでもいいかどうかあたしに聞かれたけど、
ぶっちゃけ働くのはハニーなわけだし、ならばやりたい仕事、やりがいのある仕事をやってもらいたい、
と思って、条件(↓)付きで賛成することに。
自分で選んだ仕事だから、がんばること、弱音を吐かないこと、
そして、仕事の事情を家庭に持ち込まないこと。
そして、始まった今回の仕事。
ま〜じ〜で〜、大変でした・・・
営業の仕事だから、相手が付き物なわけで、ハニーのがんばりだけではどうしようもなかったり、
お客さんとゆっくり話ができるのは、お客さんの仕事・学校が終わった後の夜だから毎日帰りは午前様、
毎月設定されたノルマがこなせなければ、ノルマ達成まで週末ももちろん仕事。
さすがにやる気満々で始めたハニーも、だんだん朝仕事に行く時の目が死んでたり(笑)
それでも一日何があったかはおうちに帰ってきて話すけど、
愚痴を言うわけでもなく、辞めたいと弱音を吐くわけでもなく、がんばってきました。
で、ご存知、自分がかわいい性格なので(笑)やっぱり言わせてもらいますが、
あたしも相当がんばりました!!
(ちなみにハニーの職業の中でもっともタフな職種は「妻たち」と言われております(笑))
ハニーが毎晩帰るのは夕飯もシャワーもおもちゃの片付けも終わった、子供たちが寝静まった後。
というわけで、相変わらず子供のことは全てあたしが担当の母子家庭状態・・・
マメの学校から、新生児のヒメのお世話から、はたまた家のまわりのことまで、
ぜ〜んぶ結局あたしがやるハメに・・・
遅く帰ってきても夕飯は食べるから、ご飯の支度もしないといけないし、
毎日着ていくユニフォームの洗濯・アイロンがけもクリーニング代節約のためあたしの仕事・・・
ぶっちゃけますが、たまに、船勤務で数ヶ月いない方が楽かも・・・とも思いました(笑)(←鬼嫁。)
え〜、ちなみにハニーのオフィスの同僚3人は全て現在離婚したか、奥さんと別居中・・・
やっぱりみんなこの忙しい旦那たちに愛想をつかしたのかなぁ
ノルマ達成後も毎晩帰りが遅いハニー。
「ノルマ達成したんだから、来月に備えてもっと早く帰ってくればいいのに。」
「いや、今日は1人休みだったからその分の仕事があったの。」
「へぇ〜、忙しいのに風邪?」
「奥さんが子供連れて出てちゃったから、話し合いするのに休みくれって言われて。」
まーじーでー!?
じゃあ、あたしも子供連れて出てったってことにして、一日ぐらい休みもらいなよ(←悪妻。)
そんな理不尽な(笑)ことがあったりして、ほとほとやってらんねぇ〜と思ったけど、
でもまぁ、大変な思いをしてるハニーをサポートするためにあたしもがんばってきたわけです。
そんなあたしのがんばりもあって(!?)か、ハニーの仕事ぶりも認められて、
オフィスの長に昇進して、毎月ノルマも達成できてる今日この頃、いろんな賞まで受賞してるわけです
が、しかし、気がつけば、3年間の予定でなったこの職種も早いもので来年3月で終了。
すっかり忘れてましたが、ハニー、昇格してないじゃん・・・
この仕事になったら昇格するって言ったの誰だよ
(注:キャリアにプラスになると言われてるだけで、昇格するとは誰も言ってません)
この職種の人みんながんばってるんだろうけど、妻としてはやっぱりハニーのがんばりが、
まったく認められてないようで、ちょっと不満だったわけです。
使えるだけコキ使っておいて、それだけかぁ
(ま、世の中そんなことばっかりですが・・・)
と、まぁ、そんな矢先のこの昇格で、ほんとにほんとにうれしいわけです
あたしはほぼお給料が上がるのがうれしいんだけど(やっぱりか・・・)、
昇格して喜んでるハニーを見てると、今までの苦労が少しでも報われたような気がして、うれしい
出会った10年前(だったっけ?)はハニー、なんとランクは『1』でした(笑)
1回のデートでどっかに出かけて、ご飯食べて、飲みに行けば、
終わっちゃったハニーの微々たるお給料・・・
結婚した当時の家計簿を見ると、あまりのお給料の少なさで、どうやって生活してたのか不思議・・・
でも、なんとか2人で一生懸命がんばって、気がついたらここまで来てました。
ハニー、ほんとにどうもありがとう、よくがんばってくれてます
ま、これでランクも最高を極めたわけではなく、もちろんまだまだ上には上があるので、
今回の昇格で喜ぶのはこれくらいにして(笑)、次のランクに向けて、
これからもハニー、がんばってね(←厳しい嫁。)
というわけで、結果発表から長い準備期間を終えて、やっと火曜日から正式に今のランクになったハニー。
これからも一層がんばってもらって、あたしは来年3月から始まる『ほぼ母子家庭』に備えます(笑)
って今までも、『まあまあ母子家庭』だったわけですが・・・
昨日はセレモニーまでの最後2日間トレーニングで寝てなかったこともあって、お仕事はお休み
今日が正式に昇格した後初めての出勤日だったので、朝から張り切って仕事に出かけたハニー。
仕事の責任は重くなっただろうから、今まで以上にがんばってね〜、『チーフ』(笑)
というわけで、長々と読んでいただき、ありがとうございました