(ときどき)マメとヒメと家族の毎日

7年のブランクを経てブログ再開。家族構成も住んでる場所もいろいろ変わりましたが、現在住んでいるシンガポールでのふつーの毎日の記録。

愛の火山。

こないだの金曜日、いつもどおりおうちに帰ってきた後、お菓子を食べる前に
学校用リュックサックの片付けをしていたマメ。
相変わらずトロトロ(すっごいマイペースな彼。)していて、
ファイルから紙を一枚出すのにもとっても時間がかかる・・・

「っていうか、お弁当箱洗うの待ってるから早く出してくれる?

泡のついた手でキッチンからそう叫んでも、「は〜いと言いつつも、
やっぱりまだまだ時間がかかる・・・
待ちきれず(短気なあたし。)、ファイルからドンドン紙を出しながら、
「これもゴミでしょ?これは?」と出そうとしたら、
「あ、ダメ!それはサプライズだから!日曜日に見てもいいよとマメ。

彼、とってもわかりやすい・・・。

忘れてたけど、日曜日は母の日なのか。
マメ、思い出させてくれてどうもありがとう(笑)
まだまだウソついてごまかしたりするのができないんだね〜。

で、日曜日の朝
「マミぃーと半ベソ状態でうちらの部屋にやってきたマメ。
朝から何かと思いきや、「マミーにあげるカードが見つからな〜いとのこと。

え・・・?マミー、知らないですけど・・・

机の引き出しに入れといたのに見つからないらしく、どこを探してもないんだって。
仕方なく、一緒に探してあげることに。
マメの部屋でクローゼットの中からおもちゃ箱の中から全部見たけどなくて、
もう一回机の引き出しをくまなく探していると、思いっきり一番下に入ってた(笑)
「あ、ほらぁ、ここにちゃんと入ってるじゃ〜ん
「え?ほんとに?わかんなかった・・・
というわけで、自分で母の日のカードを見つけたあたし(笑)

「Happy Mother's Day、マミー
(↑まるで自分で見つけたかのように得意げ。)
「ありがとう、マメ

渡された紙袋に書かれてたのは、マメがいつもあたしに言う言葉。
『I'm happy when you're happy』


もうこれだけで涙腺がゆるいあたしはウルウル・・・(←!?)
ほんとに何歳になってもかわいいなぁ

中に入ってたのは、カードと吊るせる飾り物。なんとかチャイムだよね?



で、かわいい花のモチーフが張ってあるカードの中に書いてあったのは、

『Dear Mom,

Happy Mother's Day!
I love you a bunch!
I love your delightful cooking.
I love it when you play with me.
I love you because you care for me.
I wish you have a great Mother's Day.

Love, マメ』

(うまく訳せなくて雰囲気が壊れるので、訳しません

ほんとに胸がいっぱい。
あたしはつくづく幸せものだな〜と。
マメ、いつもあたしが何してもありがとうって言ってくれます。
「マメのバスルームのお掃除、ありがとう」
「ランチおいしかった。ありがとう」
「爪切ってくれてありがとう」

でもね、ほんとはありがとうを言わないといけないのはあたしの方。
若干20歳、21歳(あの頃は若かった・・・(笑))でマメがお腹にいたとき、
ハニーは船でほとんどいなかったし、不安でたまらなかったときに、
この子のためにがんばろう、と勇気をもらって、
疲れていても、落ち込んでいても、マメの笑顔を見ると元気になれるし、
子育てしてるっていうよりも、マメに教えてもらってることの方が多い気がする。
いい母親になれるように努力できるのも、マメがいてくれるから。
嫌いな家事(特に料理(笑))をがんばってこなせるのも、
「ありがとう」って言ってくれるマメがいてくれるから。
(だいぶハニーの影が薄くなっていますが・・・
マメにとって完璧な、とってもいい母親だとは自信を持って言えないけど、
そうなれるようにこれからもあたしは努力をしていけるといいな。

大好きな、大好きなマメに大好きと言われて、マミーはほんとに幸せ

そして今年はもう一人大好きな、大好きな人がいる母の日になりました。
って、彼女は何も言わず、彼女の後ろに隠れた大きな男が、
「Happy Mother's Day, Mommy! I love you!
とかわいい声で言ってますが(笑)

毎回母の日って『母親』になった責任の重さを痛感するな〜。
自分の母の存在が自分にとって大きいように、マメとヒメにとっても、
あたしの存在ってきっと大きいんだ、と思うとちゃんとしないといけないなと、
改めて思った母の日でした。

で、月曜日に先生への感謝ウィークで学校にお花を持っていかないといけないマメ。
なので日曜日の午後、ハニーが近所のスーパーにお花を買いに行きました。
クラス全員で持ち寄って、花びんに入れるから、一人2本ぐらいでいいんだって、
とハニーに言ったけど、そんな小さい花束がなかったって、買ってきたのは、
結構たくさん入った、白いカーネーション
で、ハニーが一言。

「2本持たせて、残りはおうちに飾れるかな〜と思って。母の日だし

って、母の日用のお花はおすそ分けかい・・・

でもこの性格↑のハニーのため、めったにお花なんてもらう機会がないあたし。
結局残り物(笑)だけど、飾ってみました。
やっぱり生花はきれいだね〜



その後、マメがもう一枚書いてくれた絵。

ちょっと見にくいけど、あたしとマメがキューピッドに矢をさされてるところ(笑)
そしてその横にあるのは、『Volcano of love』
きっと『あふれんばかりの愛』ってことなんだろうけど、
小学2年生の表現ではこうなるらしい。
これにはちょっとウケた・・・。


というわけで、こんな母の日でした。